池波正太郎をめざして

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読書の栞

日々の読書の記録、感想を書きます。

「day after tomorrow」 カイメモ1&2巻

 

 前回書いた「day after tomorrow」の続編

1,物語の設定

 前回書いたカイレポは、「Zガンダム」の世界観を補完するものであった。

 エゥーゴを中心に描いていた本編に対して、カラバの裏側とZガンダムの世界観への理解を深めるような内容だった。

 今回は、一年戦争の〇〇年後に行われた、一年戦争の記念展を舞台としている。カイはジャーナリストとして、そしてホワイトベースの元クルーとして、展示物の検証を任されている。実際にア・バオ・アクーで沈んだホワイトベースの痕跡を眺めながら、あの当時のホワイトベースでの出来事に思いをはせる。と同時に、展覧会における連邦政府の意図を見抜いていく。

2,感想

 ガンダムファンはたぶん読んでいる作品だと思うのだが、一応物語はあまり書かないようにしよう。

 正直に書いてしまうと、前回にカイレポに比べると面白くない。期待値が上がっている状態で読んだからだろうか。ホワイトベースにおけるニッチな話題に終始しがちになってしまうのが残念だ。一年戦争のときのホワイトベースの位置についても思いをはせるのだが、それはアニメを見ていて分かっていたという内容になっている。

 ただ、この展覧会のときは今の自分よりも年上になっているカイ(年代がとても重要な意味を持つ、と書いてあったが、あまりそうだとは思えない)。全体を見渡す洞察力は維持しつつも、大人として遇しているのが面白い。

 前回のインタビュー形式でいろいろな要人と関わっていくという形式ではない。

 私も愚にもつかない小説を書いているが、回想だらけというのはなんだか面白くない。ちょっと反省した。

 作者ことぶきつかさのインタビューが合間合間に入っている。そこで「わざと」と書いているが、カイと一緒にまわる「ロゼ・ヤカモト」がちょっとミハルに似ているのだが、あまり魅力的でないように書かれている。物語の最後にはかわいく見えるのだが。普通の女の子、というより設定ではちょっと内気、いや陰気な女の子が変化していくというのもしかけとして用意されている。

3,お気に入りとまとめ

 一応回想のなかでは、「ハロ」のくだりと「スレッガーの指輪」の話が面白かった。確かにスレッガーからすれば、一五から一七歳の少年なんて、恐ろしく子どもに感じるだろうね。

 この時代には、元ホワイトベースの主要クルーも、男で生きているのは、カイ・ブライト・ジョブジョンくらいしかいない。オスカーとマーカーは不明だが。それにしても、カイレポ・カイメモのカイはかっこよすぎるね。

 

 

 

 

 

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